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シリウスの小説執筆方法論
第6章 『よこはま・たそがれ方式』で官能小説を書いてみる
まず、1、2、3文節の


よこはま
たそがれ
ホテルの小部屋


この3つの『名詞』には、物語に最低限必要な状況設定が表されています。
それは『いつ、どこで』です。

例えば普通の小説の場合


あれは終戦の年だった。
私は父の田舎、東北のとある山村に疎開していた。
夏の太陽が真上から照りつけるなか、私は畑作業をしていた。


このように、早めに『いつ、どこで』が表されると、読む方は早くストーリーに集中できます。
惜しむらくは「いつ」を表す際に「季節」もあれば、体感温度が想像できて、より物語に入り込みやすくなったのですが。

実はこの『よこはま・たそがれ』は、歌詞が3番目まであって、3番目にやっと「木枯らし 思い出 グレーのコート」と季節感を表す単語が出てくるのです。

では、この場合は

どこ? → 横浜
いつ? → たそがれ(つまり夕方)
横浜のどこ? → ホテルの小部屋

以上の3単語で、この物語は「夕暮れ時の横浜のホテルの一室」が舞台だと瞬時にわかります

でもこの「ホテルの小部屋」という表現の「小部屋」という単語に「わびしさ」が感じられ、それが一種の情景描写になっていて、さらにあとから、ふたりの「関係性」まで表しています。
これが「スイートルーム」であれば、やはり、ふたりはまた違った「関係性」になると思います。
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