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シリウスの小説執筆方法論
第6章 『よこはま・たそがれ方式』で官能小説を書いてみる
※
満員電車。
ワイシャツ、ブラウス姿が多い。
衣替えだ。
停車。
また乗り込んでくる乗客。
壁際に押しやられる。
目の前に一人の若いOL。
そのうなじに汗がにじんでいる。
また停車。
密着した。
オードトワレの匂い。
OLの柔らかい感触、体温が服越しに伝わってくる。
密着したま揺れる車内。
男の鼓動が早くなった。
額を流れる汗。
不意に回された手。
下ろされるジッパー。
そこから這い込む指。
その指は下着をなぞり、素肌まで達した。
冷たい指が、硬く熱いものをつかんだ。
そして往復運動を始めた。
ああ、どうして声が出ないんだ。
そう思いながらも、男の目がそっと閉じられた。
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満員電車。
ワイシャツ、ブラウス姿が多い。
衣替えだ。
停車。
また乗り込んでくる乗客。
壁際に押しやられる。
目の前に一人の若いOL。
そのうなじに汗がにじんでいる。
また停車。
密着した。
オードトワレの匂い。
OLの柔らかい感触、体温が服越しに伝わってくる。
密着したま揺れる車内。
男の鼓動が早くなった。
額を流れる汗。
不意に回された手。
下ろされるジッパー。
そこから這い込む指。
その指は下着をなぞり、素肌まで達した。
冷たい指が、硬く熱いものをつかんだ。
そして往復運動を始めた。
ああ、どうして声が出ないんだ。
そう思いながらも、男の目がそっと閉じられた。
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