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シリウスの小説執筆方法論
第6章 『よこはま・たそがれ方式』で官能小説を書いてみる
徐々に方向性が違ってきたりしますが、物語をもっと面白くさせるために無意識にやっていることです。

でも、誤解して欲しくないのは「この程度だったら、変な『型』なんか使わないで、始めから書けるじゃないか」という意見です。

本当でしょうか?
そういう風に書ける人は、多分、頭の中に、出だしから山場に行くための助走、山場、そしてラスト、という一連の流れが出来上がっている人です。
この程度なら、はじめから延々とラストまで書いていける、という人は何も心配いりません。
私の『方法論』を読む必要はありません。

しかし「この程度なら書けるときは書けるよ」という、暗に「書けないときは書けない」という方に向けて、私は話しています。
そういう方は、自分が書けないい理由を追及したことがあるでしょうか?

書けない理由は「ボキャブラリ」が足りないから「上手い言い回し」が見つからないから、というのが大抵ですが、本当にそうでしょうか?

じゃあ、同じような意味を持つ陳腐な言い回しを使ったら、最後までスラスラと書けるのでしょうか?
一度試す価値はあると思います。
それで最後まで書いたら、あとから推敲すればいいのです。

でも書けない理由は往々にして、今書いた文章と、次の文章、そしてまた次の文章への橋渡し方法がわからないからです。

つまり、次に書く文章は、今書いている文章を書いてみないとわからない、という状態です。
それが延々と続くのです。
それを思うと、そのストレスに筆を置いてしまうのです。

私はこの『小説執筆方法論』という作品の中で、何度も言ってますが「作者にとって、次に何を書いたらいいかわからないことが、一番のストレス」だということです。

「たまにあの程度なら書けるよ」というのは、頭の中にある程度以上の書かなければならないことが既に入っているときだけです。

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