この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
タンバリンでできたオーロラ
第6章 進路指導
「お兄ちゃん激怒されて親戚の家に預けられることになっちゃってさー」
おいおいおいおいおいおいおいおい!
「てへぺろって言うの? こういうの」
それどころじゃねえよ!
「おまっ……ちょっ……悪いとか思わなかったのかよ」
「そりゃあ思ったけど……でも、本当の事言っても、もっと大変なことになってたかもじゃん」
「ぐっ……」
そーかもしれんな。
そーかもしれんが……。
ニーチャンテラカワイソス。
「まあ、そんな訳で私もあきらめてさ」
割り切ってんなー。
「……オチンチンにはなれないんだって悟ったって話」
そっちかよ!
《進路指導 了》