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タンバリンでできたオーロラ
第8章 魔砲兵姫ニミット2
「恥じることはないのですニミット。三日も我慢したのは私が愚かだったから……恥じるべきは私のほうなのです」
「その通りだ、褒めてやろうそのお前の浅ましい本性をな!」
「だ、黙れ!」
「いけません! ご主人様にお褒め頂いたらお礼をいわなくては!」
「誰が言うものか! リリアン、貴女も目を覚ますのよ!」
リリアンがニミットの手を握り、女性器から引きはがした。
「あ……」
「ご主人様へのその反抗心は問題がありますね……ザナル様、あれを使わせて頂けますか?」
「フッ……好きにしろ。教育係はお前だ」
「これは魔界の果実よ。歯があるからトゥースフルーツと呼ばれているわ……迂闊に齧ろうとすると逆に咬みつかれるから、食べるときは注意が必要なのだけれど、お仕置きに使うのにはちょっと便利な果物なの」
「い……ひぎいぃぃっ!」
「どう? ご主人様に無礼をするとこういう目にあうわよ」