この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タンバリンでできたオーロラ
第9章 魔砲兵姫ニミット
■注霊儀式



 人払いされた城内の地下礼拝堂にあつらえられた魔法陣を挟み、ニミットはマヌガンに向かい合っていた。

「キキッ、姫様……よくぞご決断をなされました。その勇気、このマヌガン感服いたしましてございまする」

 人を食ったような喜色を浮かべるマヌガンに対してニミットは冷ややかに応じた。

「マヌガン……実を言えば決断というほどのことではないのですよ」

「キ? ……と、おっしゃいますと?」

「これは必然。それだけのこと……他に選択肢はなかった。まるで何者かがあらかじめ仕組んでいたかのようにね」

「ヒキッ……ひ、姫様……それは一体どういう意味……」

 マヌガンがはじめて動揺をみせる。

/619ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ