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タンバリンでできたオーロラ
第9章 魔砲兵姫ニミット
下腹の辺りが燃えるように熱かった。
その感覚から逃げるようにして自然と腰がくねり動いてしまう。
しかし、そんなことをしても胎内に疼く熱気からは逃れられようはずもなく、ただはしたなくそのよく張り出した臀部が宙を踊っただけだった。
「ヒキキッ……よい眺めですぞ、姫様」
「あっ……マ、マヌガン! なにを!」
気がつくと魔道士もまた魔法陣の中に入っており、すぐ傍に立っていた。
その細い手がニミットの秘裂に触れ、遠慮することなく小陰唇を割り開いた。
「やっ……やああっ! なにをするのっ! ひゃうん!」
思いもよらぬ感触に、完全に女の声となっていた。
身体も動かせない。
魔法陣から流れ込み始めたこの世の者ならぬエネルギーの奔流に捉えられ、無防備なポーズのまま魔道士が秘所をまさぐるのがままとなる。