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タンバリンでできたオーロラ
第9章 魔砲兵姫ニミット
「ニミット様精霊の力、それはある手順を逆にした上で身に宿したものなのです」
「ある……手順……? あっ……あ、ああっ!」
魔道士の手の動きは留まることなくブラジャーの下を大きく動き始めていた。柔肉をたゆまされる度にニミットの全身に電流のような快感が走り、その華奢な体がガクガクと揺れる。
「あらゆる生き物は、肉の快楽を得てからその身に新たない生命を授かります。精霊とて同じこと、しかしニミット様の場合、禁呪を使ってその大いなる力だけを身に宿された。つまり、しなければならぬ契約の手続きを飛ばして都合の良い力だけを手にしたわけです。当然、力はその代償を求める……それが今のニミット様の状態なのです」