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タンバリンでできたオーロラ
第10章 芋づるデカ
「お芋さん」
「馬鹿野郎テメエ、頭におをつけるなっつってんだろが」
俺の名前は芋山鶴お。
人呼んで芋づるデカ。
弱点は名前の頭に「お」をつけられるとかなりマヌケな感じになることだ。
「そこはイモさんって呼べよな。いつも言ってるだろ」
「すいません忘れてました」
コイツは相棒の如月ピアノ。
見ての通り頼りない新米だ。
特技はイケメン。
イケメンは特技だ。俺はそう思ってる。
そのうち国技になる。俺はそう思ってる。
「まあいい、行くぞ」
「どこへですか?」
コイツの短所は忘れっぽさだ。
俺はため息をついた。
「馬鹿野郎テメエ、頭におをつけるなっつってんだろが」
俺の名前は芋山鶴お。
人呼んで芋づるデカ。
弱点は名前の頭に「お」をつけられるとかなりマヌケな感じになることだ。
「そこはイモさんって呼べよな。いつも言ってるだろ」
「すいません忘れてました」
コイツは相棒の如月ピアノ。
見ての通り頼りない新米だ。
特技はイケメン。
イケメンは特技だ。俺はそう思ってる。
そのうち国技になる。俺はそう思ってる。
「まあいい、行くぞ」
「どこへですか?」
コイツの短所は忘れっぽさだ。
俺はため息をついた。