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タンバリンでできたオーロラ
第13章 星の王妃さま

「犬に噛まれたと思って」とかそーいう奴です。

 王妃さまは、自分で自分を慰めるのが大好きでした。

 別にワンワン吼えて、自分をガブッてやってたわけではありませんよ。

 やったりしたこともありましたけど。
 それはそういう意味でやったわけではありません。
 そういうプレイとして、ね。

 慰めるってのはけっこう愉しいもので、病みつきになります。

 他人に慰めてもらうのも悪くないのですが、なかなかシステム的に痒い所に手が届かなかったりしますから。

 そういう訳で、王妃さまはけっこう割と、この小さな星での暮らしに満足しておりました。

 そしてそれにかこつけて、色々と研鑽を積んでおったのです。

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