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タンバリンでできたオーロラ
第14章 触手伯爵と美貌の四銃士2
「正直に全部言ったのに……」
ナルシャの股間の男根はそのままだ、いや、そればかりかもっと長さを増しているかのようだ。
「戻るわけがありません、嘘ですからねえ」
「なっ」
「でも良かったでしょう。これからもこんな快感を味わえるのです、なくしてしまってはもったいないとは思いませんか」
「私が貴女にかけた本当の呪法はこれです」
「えっ」
ナルシャは自分の身体の以上に気づいた。溶けるような感覚は快感の余韻かと思っていたがそうではなかった。
本当に体が溶けるような感覚。
股間と乳房から伸びた肉系が今ではひょろひょろと天井に届くまでの長さとなって宙に踊っている。
三本の触手と化した自身の肉体の一部・・・・・・いや、三本どころではなかった。
ナルシャの四肢もまた触手と化していた。いずれもさの先端を赤黒い亀頭に姿を変えていた。それがナルシャの意志とは無関係にぬらぬらと揺れ動いている。