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タンバリンでできたオーロラ
第22章 光の戦士サーラと闇の魔掌
「お前の仕業か、ラムド……私に何をした!」
「フフ、言ったでしょう。おもてなしですよ」
ラムドが手を宙でヒラヒラさせるとその影もサーラの胸の上でヒラヒラと踊る。
そして、驚くべきことに胸の上で動くその影がまるで実態をもって触れているかのような感触があるのだ。
「あっ……ふああっ!」
くすぐったさに思わず喘ぐ。その様を満足そうに眺めながらラムドが答えた。
「お分かりかな。影の魔掌……映り込んだ自身の影で実体と同様に触れることができる術です」
そう言ってラムドが篝火の前の掌で宙を鷲掴む。
すると伸びた影が胸をぐいと揉みしだく。
革の下で確かに乳房の柔肉がたわみ、快感がサーラの身体を震わせる。
「はあんっ!」