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タンバリンでできたオーロラ
第3章 キリングス・オブ・キングス3 ~凌辱のカードバトル~

短いスカートをはためかせ、両手両足を大きく広げると、ステラは新たなタブレットを召喚した。
「《星々の干渉》!」
ふわり、とステラの体が落下を止める。周囲に展開していた《火星》《金星》《オリオン》《白鳥》からの発せられた引力が彼女を引き留めたのだ。
と、どこから飛んできた巨大な槍のような火焔が、彼女の身をかすめた。間一髪。あのままヘリに乗っていたら丸ごと撃ち落とされていただろう。ステラはぞっとした。
「ヒ、ヒ、ヒ……やるじゃねえか。いい勘してるぜ」
そこにそいつがいることはすでに占星術が知らせてくれていた。ステラは背後に向き直る。
「勘ではありませんわ。占星術よ」

