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タンバリンでできたオーロラ
第27章 ヌーディスト課長

ここから話は早くなる。
専務自身の話も早かった。
「……ワシもね、無碍にはせんつもりだよ。キミたちの所もあんなつまらん失態でこの先の取引を棒にふりたくないだろう。元の見積もり価格でやれ、というのも無理な相談だろうし、となれば、この価格でやるしかないよなあ」
ごめん、そんなに早くなかったな。
いや、だが、目は口ほどに物を言うというか、言葉のほうではなくて、実際にはこれをどんな話にしたいのかは専務の股間のモノがムクムクと巨大になっていくのを見ていればわかるというものだ。
専務は足を揃えて行儀よくソファに腰かける課長を真っ直ぐに見つめて言った。
「キミたちのミスのせいでウチだけが一方的に損をして話が収まると言うのはおかしいという話をしているのだよ……わかるかね?」
開いた両膝に肘をついて、組んだ手に顎を乗せて専務が身を乗り出す。
隆々とした勃起が手の平についてしまうんじゃないかと冷や冷やするほどだった。
専務は課長のことしか眼中にないようだったが、俺は横から口を挟んだ。俺の案件なのだ。責任をとるべきは俺だ。
「勿論、何らかのペナルティは覚悟しておりま……」
「君は黙っていてくれないかな」
ピシャリと専務が遮る。
まあ、予想はしていたが。
「……というかもういいよ、キミは。少しの間……外してくれんかな。ワシはこの課長さんと話がしたい」
「そんなっ……」
思わず声を荒げる所だった。
彼女の身体を舐めまわすように見る専務の目つき。
いやらしい、好色なその血眼。
いや、うん。
荒げる所だったじゃなかった。
荒げてました。
てか、手、出てた。
頭に血が昇ってしまって、説明が前後矛盾した事をお詫びします。
「そんな目で見んじゃねえっ! 俺の楚亜羅をっ!」
気が付いたら俺は専務を殴り飛ばしていた。
専務自身の話も早かった。
「……ワシもね、無碍にはせんつもりだよ。キミたちの所もあんなつまらん失態でこの先の取引を棒にふりたくないだろう。元の見積もり価格でやれ、というのも無理な相談だろうし、となれば、この価格でやるしかないよなあ」
ごめん、そんなに早くなかったな。
いや、だが、目は口ほどに物を言うというか、言葉のほうではなくて、実際にはこれをどんな話にしたいのかは専務の股間のモノがムクムクと巨大になっていくのを見ていればわかるというものだ。
専務は足を揃えて行儀よくソファに腰かける課長を真っ直ぐに見つめて言った。
「キミたちのミスのせいでウチだけが一方的に損をして話が収まると言うのはおかしいという話をしているのだよ……わかるかね?」
開いた両膝に肘をついて、組んだ手に顎を乗せて専務が身を乗り出す。
隆々とした勃起が手の平についてしまうんじゃないかと冷や冷やするほどだった。
専務は課長のことしか眼中にないようだったが、俺は横から口を挟んだ。俺の案件なのだ。責任をとるべきは俺だ。
「勿論、何らかのペナルティは覚悟しておりま……」
「君は黙っていてくれないかな」
ピシャリと専務が遮る。
まあ、予想はしていたが。
「……というかもういいよ、キミは。少しの間……外してくれんかな。ワシはこの課長さんと話がしたい」
「そんなっ……」
思わず声を荒げる所だった。
彼女の身体を舐めまわすように見る専務の目つき。
いやらしい、好色なその血眼。
いや、うん。
荒げる所だったじゃなかった。
荒げてました。
てか、手、出てた。
頭に血が昇ってしまって、説明が前後矛盾した事をお詫びします。
「そんな目で見んじゃねえっ! 俺の楚亜羅をっ!」
気が付いたら俺は専務を殴り飛ばしていた。

