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タンバリンでできたオーロラ
第30章 エロくて新学期!
第一章エロくて風紀委員長?
「おはようございまーす!」
「おはよう!」
「おはよう!」
「おはようございまあす!」
爽やかな朝の挨拶が飛び交う。
夏休み明けだというのに、誰一人だらけた様子もなく登校してくる。さすがは我が朱雀明徳高等学園の生徒たちといった所か。
「清く、清らかに、清らかたれ」という動詞の五段活用みたいな校訓。 有名な進学校ではない。スポーツに力を注ぐ私立高でもない。そんなうちの学校の唯一の取柄、それは生徒たちの生活態度の良さだった。
それだけは本当に有名で、だから受験するときなんかは、生活指導が厳しそうだからという理由で敬遠する生徒も多い。結果、もともと品行方正が苦にならない生徒が集まり、ますます校風は強化されるという具合だ。
僕はといえば、まあ……あまりそういうことは考えていなかった。昨年から導入された女子の新しい制服が可愛かったので受けてみようと思ったのだ。
だけど、一学期を過ごしてみて、こういう爽やかな学園生活も悪くないなと思い始めていた。なんといっても、女の子たちが清純だというのは良いじゃないか。
「うふふっ……素敵な新学期を迎えられたわね!」
そう言って僕に天使のような微笑みを見せたのは、三年の早坂さらか先輩だ。風紀委員長である彼女は、まさに学園の清らかさの象徴で、いつだって朗らかだ。朗らかなだけでなく身なりも完璧。
心地良い夏風にセミロングの髪がふわりとそよぐ。半袖の白のブラウス、赤いリボンタイ、チェック柄のプリーツスカートをぴしっと着こなし、立つ姿も姿勢が良い。いつも背筋が伸びていて胸を張っている。だから、大きな胸がいっそう大きく見える……っと、やばい。あやうくエロい目線で眺めてしまう所だった。
「ん? トシアキ君、どうかした?」
「おはようございまーす!」
「おはよう!」
「おはよう!」
「おはようございまあす!」
爽やかな朝の挨拶が飛び交う。
夏休み明けだというのに、誰一人だらけた様子もなく登校してくる。さすがは我が朱雀明徳高等学園の生徒たちといった所か。
「清く、清らかに、清らかたれ」という動詞の五段活用みたいな校訓。 有名な進学校ではない。スポーツに力を注ぐ私立高でもない。そんなうちの学校の唯一の取柄、それは生徒たちの生活態度の良さだった。
それだけは本当に有名で、だから受験するときなんかは、生活指導が厳しそうだからという理由で敬遠する生徒も多い。結果、もともと品行方正が苦にならない生徒が集まり、ますます校風は強化されるという具合だ。
僕はといえば、まあ……あまりそういうことは考えていなかった。昨年から導入された女子の新しい制服が可愛かったので受けてみようと思ったのだ。
だけど、一学期を過ごしてみて、こういう爽やかな学園生活も悪くないなと思い始めていた。なんといっても、女の子たちが清純だというのは良いじゃないか。
「うふふっ……素敵な新学期を迎えられたわね!」
そう言って僕に天使のような微笑みを見せたのは、三年の早坂さらか先輩だ。風紀委員長である彼女は、まさに学園の清らかさの象徴で、いつだって朗らかだ。朗らかなだけでなく身なりも完璧。
心地良い夏風にセミロングの髪がふわりとそよぐ。半袖の白のブラウス、赤いリボンタイ、チェック柄のプリーツスカートをぴしっと着こなし、立つ姿も姿勢が良い。いつも背筋が伸びていて胸を張っている。だから、大きな胸がいっそう大きく見える……っと、やばい。あやうくエロい目線で眺めてしまう所だった。
「ん? トシアキ君、どうかした?」