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タンバリンでできたオーロラ
第32章 頭取 権俵金蔵

「どうだ、おしゃぶりの感想は? え、気持ちいいだろう? 正直に言ってみろ」
「ごぷっ……きっ、気持ち良くなど……うっ、ううっ……おぶっ……ぶじゅうっ……はむっ……あ、あるわけがぷっ……ぶじゅうううっ!」
「ククク、そうか、そうか。それもまた良いな……!」
美木本の顔を両手でガシッと掴まえて、権俵がその凄絶な美貌を嗜虐の法悦に昂らせる。
ソファの沈みを利用しつつ、掴んだ頭部をグイグイと前後に動かして肉棒への摩擦を激しいものへと。
「あっ、ぶふっ……んぷっ……ぶっじゅ……んぼっ……おおおむっ」
「良くしてやるぜ……口犯されて感じるってのを教えてやる、俺のチンポなしではいられなくなるぜ?」
じゅぶしゅうううっ! ちゅぼおっ! ばちゅっ、ばちゅっ! ばちゅうううっ!
唇の端から漏れ飛び散る潤滑の液。
その無理やりな抽送に、しかし美木本は今まで知らなかった新しい感覚が心に芽生えたのを確かに感じ始めていた。

