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タンバリンでできたオーロラ
第41章 などて君 虚しき空に消えにけむ
……ゴホン。
ひとつだけ、オファーを引き受ける際に編集部に申し入れをさせて頂いたのは「VTuberやそのファンを馬鹿にしたり嘲るような内容にはしたくない」ということでした。それについては快く了承を頂き、執筆に入りました。
理由はいくつかあって、まずはやはり私自身がネットカルチャーが好きということがあり、このあとがきの冒頭でも述べた通り、VNIやそれに熱狂していたVNIファンへの想いが、同じように現代のVtuberカルチャーに対してあったからです。
自分自身も好きなのだから、それを馬鹿にされたくはない。応援したい。
また、リスペクトという意味では以前拝見させて頂いていたインタビュー記事の中で語られていた「わたくしも自由にやってきたので」という言葉にたいへん感銘を受けもしました。