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タンバリンでできたオーロラ
第41章 などて君 虚しき空に消えにけむ

とても客観的に自分を分析されているし、それだけじゃなくて包容力もある。自分を好きでいてくれる人たちのことを大切に考えていらっしゃるのだなあと。

真摯で頭もいい方なんでしょうね。ファンの人たちも彼女のネタや椿事だけでなく、そういうクレバーさや一周回って清楚な所に魅力を感じることのできる人たちなんじゃないだろうか。



あと、私はVTuberだけでなく生主さんの配信なんかも視聴するのですが、その中である若い配信者さんが「普通に就職するかこのままユーチューバーとして生きていくか迷う」という心情を吐露している動画を目にしたことがありまして。

これって、すごくわかるんですよね。自分も小説家なんていう不安定な世界に飛び込んでますし(しかも、いきなり会社辞めてから目指しましたからね……対談でわかつきひかる先生に叱られました)。

凄く馬鹿な小説ばかり書いてますけど、ただの馬鹿でやってるわけじゃないですから。迷ってその上で決断して生き方を選択しているわけですよ。

で、それって、きっとVTuberやユーチューバー、私のような職業の方だけでなく、そのリスナーだったり読者のみなさん全員、それぞれ形は違えど同じように悩んだことあるんじゃないかって思うんですよ。

結局、誰もが生身の人間なんですよね。



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