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タンバリンでできたオーロラ
第45章 異世界ハーレム物語4 小説版 あとがき
で、プロローグを書き始めた時は今回はリオノーラの話なのかなあと思っていたのですが、実はマリィの話だったのか! と、エピローグで気づかされたという。
マリィとリオノーラの関係性も興味深いですよね。
共依存っぽいけど、どっちかというとマリィの方がリオノーラに依存してるのかな? 無茶苦茶言う割に……っていうのが面白いです。
そんなマリィがちょっとだけ大人になる話となりました。
この主従に割って入るか、ルイーゼロッテ。
この御方も、今後の活躍が楽しみですね。リオノーラ団長の気苦労がまたひとつ増えました。
ルイーゼロッテについては、300年前に魔王が勇者に倒された時に、肖像画の中に魂を封印して眠りについたという想定で小説版を執筆しています。
死の大地の居城かどこかで、そうやって眠っていたところを、好事家の領主に雇われた冒険者たちによって、アルダムへと運ばれ、あの古城の地下に飾られていた。
魔王の復活の予兆と共に彼女も目覚め……そして冒険者をしていたリオノーラとセリューと遭遇するという。
彼女たちを逃した後も、ルイーゼロッテはアルダムに留まっていたが、直樹召喚後、クルデリスから指令を受けてリハネラへ……というイメージです。