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タンバリンでできたオーロラ
第5章 キリングス・オブ・キングス ~禁断デュエル 処女開封~
※ ※ ※
「ふええ……も、もう駄目……」
カードショップの対戦スペースで、このみは追い詰められていた。
テーブルを挟んで座る対戦相手のワタルとの間に並べられたカードは敗色濃厚である。
縁の太い眼鏡の奥で、このみの大きな瞳が絶望に耐えて潤む。
しかし、追いつめられている、とはこの戦況のことだけではなかった。
(お、おかしいわ……さっきから、私の体……変よ! 胸が……アアンッ!)
紺のブラウスにピンクのジャケットというかっちりしたお嬢様風のファッションの下で乳房が悩ましく息づく。
先ほどから乳首のあたりに刺激があるのだ。周りには対戦を見守るギャラリーとワタルしかおらず、誰もこのみの体に触れてなどいないというのに、まるで透明人間に揉まれでもしているかのような感触が乳房あった。乳首にいたってはペロペロと舐めしゃぶられ、唾液で濡れる感覚まである。