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緊縛の夜
第3章 彼氏
彼は布団の中で私のことを抱きしめてくれた。

私は裸のまま、彼の胸の中で涙を流していた。

私たちは毛布にくるまれていて、温かさを感じた。

彼はその間何もしゃべらなかった。

彼には人の気持ちを読めるような繊細な感受性があったのかもしれない。

その時、私は彼に抱きしめられながら彼に対して愛情を感じていた。

胸の中が満たされれば満たされるほど、私はより強い悲しみを感じた。

だからより一層涙が流れた。

しばらくの間、彼に抱きしめられ、私はようやく息を落ち着かせた。

いったいどれだけの涙を流したのかもわからなかった。

「大丈夫だよ」

彼はそう言って私をより強く抱きしめた。

「こんな私でもいいの?」

「うん」

彼はそう言って私の頬に口づけした。彼の唇はとても柔らかくて、優しかった。

「抱いて」

私は彼の耳元でそう囁いた。
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