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緊縛の夜
第3章 彼氏
「わかった」

彼はそう言って布団の中で上半身に着ていたシャツを脱いだ。

彼の上半身は筋肉質で触ると固かった。

彼は下に着ていたものも全て脱ぎ、ベッドのそばに置いた。

私たちは裸のまま抱き合っていた。

私は彼の背中に手を回し、彼の足に自分の足を絡めた。

こうしていると二人で何かいけないことをしているような気持ちになった。

「なんか恥ずかしいね」と彼は私の耳元で言った。

私も学生時代から彼とずっといたせいか、こうしていると少し不思議な気分になった。

彼は私の肩に置いていた手を徐々にずらしていき、私の胸を触った。

私の乳首も性器も昨日のせいで痛かったけれど、彼に触られると痛みよりも快感の方が強く感じた。

私は彼に抱かれているだけでも、達してしまいそうだった。

「祐君」と私は彼の名前を呼んだ。

「何?」

「下もお願い」
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