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第5章 デビュー

私はその内容を見て、興奮を抑えることができなかった。

私の頭の中に自分がどんなことになるのか鮮明なイメージが浮かんできた。

何人もの男に腕を掴まれ、服を引きはがされ、ペニスを膣に挿入される私。

私はその時、あの男たちに犯された以上の快感を味わうことになるかもしれない。

でも今は快感よりも緊張や不安の方が大きかった。

本当に自分はこの仕事をしても大丈夫なのか考えていた。

祐君は私が出たAVを見ていったいどう思うのだろうか。

私はしばらくその書類を見て、考えをめぐらせた。

担当者は何もしゃべらずに私の方を見ていた。

私は深呼吸をして決意をし、「やってみます」と一言、言った。