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緊縛の夜
第2章 解放

私が意識を取り戻すと、そこはどこかのビルの小さなゴミ捨て場だった。
周りには人気がなく、車の音すら聞こえなかった。
私は体中が重く、腰を持ち上げようと思っても上手くいかなかった。
下半身にはやけどしたような痛みがしていた。
なんとか壁で体を支えながら、起き上り、私は壁伝いに歩いていった。
私の体には自分の見覚えのない女物の服が着せられていた。
私は自分に何が起きたのか覚えていたが、それがまだどこかで夢の中の出来事だったんじゃないかと期待していた。
私は通りまで歩いていくと、ようやくお店の明かりが見え始めた。
まばらに私の目の前を自動車やトラックが通り過ぎて行った。
辺りには空き地や倉庫などがありその奥は林になっていた。
そのお店はコンビニエンスストアで周りには何台かの車が停まっていた。
私は店に入り、鏡で自分の姿を見た。
想像していたよりも私は普通の姿だった。
それでも私は小刻みに震え、蒼白な顔をしていた。
店員が心配そうに私の方を見ていたので、私はできるかぎり平気なふりをしていた。
私は店のトイレに入り、身の回りを確認した。
私の着ているジーンズのポケットには財布と携帯電話が入っていた。
私は携帯電話を握りしめ、一人の男に電話をかけた。
その時どうして私は彼に電話をかけようと思ったのかわからない。
ただ何かにすがる思いだった。
彼は数秒の着信の後に電話に出た。
周りには人気がなく、車の音すら聞こえなかった。
私は体中が重く、腰を持ち上げようと思っても上手くいかなかった。
下半身にはやけどしたような痛みがしていた。
なんとか壁で体を支えながら、起き上り、私は壁伝いに歩いていった。
私の体には自分の見覚えのない女物の服が着せられていた。
私は自分に何が起きたのか覚えていたが、それがまだどこかで夢の中の出来事だったんじゃないかと期待していた。
私は通りまで歩いていくと、ようやくお店の明かりが見え始めた。
まばらに私の目の前を自動車やトラックが通り過ぎて行った。
辺りには空き地や倉庫などがありその奥は林になっていた。
そのお店はコンビニエンスストアで周りには何台かの車が停まっていた。
私は店に入り、鏡で自分の姿を見た。
想像していたよりも私は普通の姿だった。
それでも私は小刻みに震え、蒼白な顔をしていた。
店員が心配そうに私の方を見ていたので、私はできるかぎり平気なふりをしていた。
私は店のトイレに入り、身の回りを確認した。
私の着ているジーンズのポケットには財布と携帯電話が入っていた。
私は携帯電話を握りしめ、一人の男に電話をかけた。
その時どうして私は彼に電話をかけようと思ったのかわからない。
ただ何かにすがる思いだった。
彼は数秒の着信の後に電話に出た。

