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神様とのお約束
第1章 赤ちゃん
ママの楽しみは看護師さんに髪を洗って貰う事だった。

お風呂に入るって、当たり前事なんだけど、破水しちゃつたママは、ばい菌が入らないように、赤ちゃんがお腹から出るまでシャワーすら浴びれなかった。

石鹸の香りが好きなママは辛抱した。

お腹が張らなかったり、痛みがない日や体調の良い日は、看護師さんが交代で髪を洗ってくれたんだ。
ママは嬉しくて、その時間が待ち遠しかった。

看護師さんはみんなママに優しかった。
お腹の赤ちゃんの不安をママは看護師さんに聞くんだ。

看護師さんの『大丈夫』をママは聞きたい。
やっぱり、ゆいとくんが心配で堪らないんだね。


ボクね、不思議なモノを見たよ。

看護師さんの背中には人間には見えない羽がある。

ボクと同じ羽がね。

神様に聞いたよ。

「看護師さんやお医者さんの背中の羽は何ですか?」ってね。


「ホリー、人の為に懸命になれる人間は最も天使に近い。
そして尊い。
命の現場に携わり、人の命を守ろうとする事は人間にしか出来ない。
目に見えない羽を授けて私は見守る。
そんな人間はホリーと同じ天使じゃないか?」


ボクはゆいとくんやママを見ていて思ったよ。
人間界にも神様のお使いをする天使が沢山居る事をね。
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