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神様とのお約束
第1章 赤ちゃん
若先生、今度は気づいてよ‼︎
ママは泣きながら診察台に登ったんだ。
もう痛みが限界だったんだね。
「泣かないで、大丈夫だよ」
少し余裕でママの診察を始めた若先生。
「あっ!頭‥‥‥‥
ごめんね。
もう、赤ちゃん出てくるよ。
痛いはずだね。
急に始まったんだね‥‥‥」
若先生焦る。
けど、冷静さを直ぐに取り戻す。
ママはそれでもパニックだ!
だって筋腫の痛みだって思って堪えていたのに陣痛だったんだもん。
「怖い!
イヤ、まだお腹に赤ちゃん居て‥欲しい‥
怖い‥‥ダメ‥‥」
「落ち着いて、大丈夫よ」
「大丈夫だからね」
交互に若先生と看護師さんはママに優しく話し掛ける。
ママは急なお産になって怖いのと、ゆいとくんの安否が心配で心細くて、我慢していた涙がドバッと溢れちゃった。
「旦那さんに来て貰おうね。
おそらく、赤ちゃん生まれちゃうけど。
あと、30分くらいで生まれてくるよ」
朝になろうとしていたんだ。
ママはお産の出来るお部屋に運ばれた。
ママは泣きながら診察台に登ったんだ。
もう痛みが限界だったんだね。
「泣かないで、大丈夫だよ」
少し余裕でママの診察を始めた若先生。
「あっ!頭‥‥‥‥
ごめんね。
もう、赤ちゃん出てくるよ。
痛いはずだね。
急に始まったんだね‥‥‥」
若先生焦る。
けど、冷静さを直ぐに取り戻す。
ママはそれでもパニックだ!
だって筋腫の痛みだって思って堪えていたのに陣痛だったんだもん。
「怖い!
イヤ、まだお腹に赤ちゃん居て‥欲しい‥
怖い‥‥ダメ‥‥」
「落ち着いて、大丈夫よ」
「大丈夫だからね」
交互に若先生と看護師さんはママに優しく話し掛ける。
ママは急なお産になって怖いのと、ゆいとくんの安否が心配で心細くて、我慢していた涙がドバッと溢れちゃった。
「旦那さんに来て貰おうね。
おそらく、赤ちゃん生まれちゃうけど。
あと、30分くらいで生まれてくるよ」
朝になろうとしていたんだ。
ママはお産の出来るお部屋に運ばれた。