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神様とのお約束
第1章 赤ちゃん
助産師さんがゆいとくんを抱き上げた。
産声も上げた。
でも、ママは生まれた事に気付けない程、朦朧としていたんだ。
若先生がママに話しかける。
「よく頑張りましたね。
生まれたんですよ。
でも、小さいから早急にNICUに運ぶよ。
大丈夫、大丈夫。
安心して下さいね」
ママはその声を聞いて安心したんだ。
「先生、有難う御座います」
ゆいとくんが生まれてからパパが病院に到着した。
若先生から無事に生まれた事を聞いて、パパも安心したんだ。
パパはママを見舞った。
「よっ!
お疲れさんな。
何だかスッキリした顔してんな。
どっちだった?」
「わからない‥‥‥」
ママは出産が終わった疲れと安堵と不安がごちゃごちゃに入り混じっていた。
パパはママの代わりに、傍に居た看護師達さんに聞いた。
「あの‥‥
どっちでしたか?
女の子ですか?
男の子ですか?」
看護師さん達も‥‥‥
「あれ?
どっちだっけ」
「えっ!
あれ、どっちかな?」
「あっ、でも、しっかりした顔したお子さんでしたよ」
「二時間くらい検査で時間掛かりますが、検査が終わったら会えますよ」
その場に居た看護師さんも、無事に生ませる事に全力を尽くしていたから、肝心なところを見る余裕なかったんだね。
産声も上げた。
でも、ママは生まれた事に気付けない程、朦朧としていたんだ。
若先生がママに話しかける。
「よく頑張りましたね。
生まれたんですよ。
でも、小さいから早急にNICUに運ぶよ。
大丈夫、大丈夫。
安心して下さいね」
ママはその声を聞いて安心したんだ。
「先生、有難う御座います」
ゆいとくんが生まれてからパパが病院に到着した。
若先生から無事に生まれた事を聞いて、パパも安心したんだ。
パパはママを見舞った。
「よっ!
お疲れさんな。
何だかスッキリした顔してんな。
どっちだった?」
「わからない‥‥‥」
ママは出産が終わった疲れと安堵と不安がごちゃごちゃに入り混じっていた。
パパはママの代わりに、傍に居た看護師達さんに聞いた。
「あの‥‥
どっちでしたか?
女の子ですか?
男の子ですか?」
看護師さん達も‥‥‥
「あれ?
どっちだっけ」
「えっ!
あれ、どっちかな?」
「あっ、でも、しっかりした顔したお子さんでしたよ」
「二時間くらい検査で時間掛かりますが、検査が終わったら会えますよ」
その場に居た看護師さんも、無事に生ませる事に全力を尽くしていたから、肝心なところを見る余裕なかったんだね。