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神様とのお約束
第1章 赤ちゃん
ママのお見舞いにパパは毎日来ます。

パパは毎日のお仕事の話やお庭のトマトの話と生まれてくる子供の夢を語ります。

パパは女の子だったら?をよく妄想していたね。
女の子の名前しか思い浮かばなくて、男の子の名前はママに託した。


生まれてくるまでどっちなのか?
分からなかったからお話が盛り上がっていたね。

でも、無事に生まれてくれたらどっちでもいい。
パパもママもそう願っていたんだ。

パパのお楽しみはママのお腹の中のゆいとくんの心音を一緒に聞くことだった。


看護師さんがママのお腹にもしもしを当てると、ゆいとくんは『ここ‼︎ ここ‼︎』って合図をする。
ママのお腹の中をスイスイ泳いでいた。
時々ママを苦しめるコブにキックしたね。

【トクトクトクトク】
ゆいとくんの心臓の音が聞こえます。

パパとママを笑顔にします。
そして安心させます。


お腹の中でもゆいとくんは親孝行してたんだよ。



看護師さんもみんな優しくて美人だったね。

パパの密かな楽しみだったみたいだよ。
ママはその楽しみに嫉妬もしないんだ。

『あなたの子供を宿した私が一番!』ってね。


強いねママ。
パパ優しいね。

ゆいとくん、君の誕生を心待ちにしてるよ。
ボクはその日まで君を見守るよ。
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