この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
My blue sky prince...♡
第8章 君との出会い
だから人数合わせで呼ばれて、更には一番ブス(らしい)子をあてられても特に文句はなくて。
お持ち帰りして抱ければいいなーなんて思ってた俺は。
"結"ちゃんを見て…ただただ開いた口が塞がらなかった。
所謂、一目惚れ。
確かに、特に可愛いという訳ではない。
いや、俺にとっては十分可愛い。
つーか十分すぎる位可愛い。
だから嬉しかった。
こんな子と話せるなんて。
そう思って楽しく話してたのに、それを遮ったやつがいた。
それが…大神篤。
「…お前瞳ちゃんの相手しといて」
大神篤が相手していた女をあてがわれ、腹が立った。
「俺この子と話してるから…」
「だーかーら。俺この子気に入ったから、話したいの。
余りもんなんだからそれ位気ぃきかせろよ」
…大神篤はこういう男だ。
ムキになっても俺がやられるのは分かりきってる。
だから素直に瞳という女の元に行き、作り笑いを浮かべて話していた。
どれだけ顔が可愛くても、礼儀が悪い、品がない、自意識過剰で自分の自慢話ばかりする。
心の中でうんざりしながら話を聞いていて、ふとあの2人に視線を移した。
「っ…」
どこ、行くんだよ。