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第2章 陥る妻

スカイラウンジでは甘くて
口当たりの良いカクテルを頂きました。

部屋で飲んだお酒の酔いが少し
残っていましたがまたまた心地良い
酔いの世界に誘われた私です。

猛「奥さん、嬉しいです」

私「何がですが？」

猛「今、私の分身が
奥さんの中にいる事がです」

顔が熱いです。

それはアルコールのせいだけでは
ありません。

この時、激しくて乱暴な面と
繊細で優しい面を持ち合わせた
猛さんの事が好きになりかけている
自分を感じました。

これこそ「浮気」かも知れません。

私は主人の事は愛しています。