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第2章 陥る妻

身動きできない身体。

酔いも手伝って私の思考は
定まりません。

成すがままになるしかありません。

明日、主人に
「何と言えば･･･。」
その事ばかり考えていました。

私「痛い！」

敏感な襞に針が通りました。

私「う”ぐぅぇ～、あ”ぐぁ”、･･･」

口をパクパクして痛みに耐えました。

私「う”あ”～～～～～、
う”あ”～～～～～、
あ”～～～あ”～～～～」

熱いです。

痛いと言うより熱いです。

そして痺れてジンジンしています。

何かスプレーを掛けられました。

スース―するので消毒用の
アルコールかも知れません。

手足が力んでいたせいか痛いです。