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らぶあど encore!
第4章 サミット・イン・NAGOYA
ホテルの部屋は清潔で広く、眺めも最高だった。
祐樹は荷物を置いてベッドルームを確認する。
無言でドレッサーの椅子に座るほなみを後ろから抱き締めて囁く。
「すごく広いベッドだよ……
存分にほなみを愛せるね」
「……知らないっ」
ほなみは祐樹の腕を振りほどいた。
祐樹は一瞬目を丸くするが、溜め息を吐きほなみの頭をポンポン叩く。
「ほなみ、怒ってるね」
「…………」
「これからマネージャーの仕事を任せる人だし、邪険には出来ないだろう?」
「だからって、手を繋ぐ事ないでしょう!」
「ごめんねほなみ……」
「んっ」
白い首筋に唇を付けるとほなみは早くも反応してしまう。
「ヤキモチ妬いてる?」
「……っんっ」
膝まづき舌を耳に這わせると、耐えきれずにほなみはまた声を漏らした。
「手は繋いでも……こんな事をするのは、ほなみにだけだよ……」
祐樹はほなみのサラサラした髪をかきあげてうなじにキスした。
「あっ……」