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らぶあど encore!
第6章 ライヴ=人生?





柔らかい朝の陽射しがカーテンの隙間から眠るほなみの瞼を照らすと、眩しさを感じて寝返りを打つが、その身体を祐樹がそっと抱き締めて額にキスをした。



「おはよ……」


低くて、けれど澄んだ優しい大好きな声で眠りからゆっくりと目覚める。


瞼を開けると目の前に微笑む祐樹の顔がある。



「お……はよ……西くん」


「昨夜は素敵だったよ……」


「う……うん……」



ベッドの上での激しい愛の交わりを思い出して、頬が熱くなり顔を逸らすほなみの顎を掴み、祐樹は拗ねた顔をする。



「……つれない返事だな~……そこは"うん……とっても素敵だった……"
って、語尾にハートマーク付けて言ってくれてもいいのに」

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