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らぶあど encore!
第8章 ライヴ=人生?③
祐樹は、全方位からの凄まじい締め付けに顔を歪め、動かす事が出来ずに呻く。
「……っ」
「西くん……」
焦れた様に、ほなみが腰を僅かに動かすと、我慢の糸が切れたように、髪を乱して律動を始める。
「ほ……ほなみっ……」
「ん……んんっ……な……何?」
「俺……あんまり……もたない……かも……」
ほなみの腰を掴み激しく突き上げながら天を仰いだ。
早くも、爆発の予感がする。
祐樹は目をギュッと瞑って堪える。
「西……くんっ」
「んっ……な、何?」
「私……をちゃんと見て」
ほなみの手が、祐樹の頬に触れる。
「ほなみ……」
「ずっと見ていて……っ」
祐樹は、腕の中で揺れる白くしなやかな身体を目に映した途端に達しそうになり、歯を食い縛る。
「ダメだ……
見ると……我慢……出来ないっ」