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らぶあど encore!
第9章 ライヴ=人生?④
「やっぱり景子ちゃんは、いつも目を吊り上げてないとね?」
「吊り上……て、何よそれ!私そんな酷くないし!」
「ほ~ら!もう今!ほらっ!吊り上がってる!
こんな風に――!」
亮介は指で自分の目尻をグイと上げて大袈裟に騒いだ。
「もうっ!」
景子が笑いながら殴りかかると、亮介は軽い身のこなしでかわして、突然シャツを脱ぎ始める。
「ち、ちょっと……何」
景子は慌てて後ろを向いたが、亮介の鍛えられた腕の筋肉や、腹筋がしっかりと目に焼き付いてしまい頬が熱くなってしまった。