この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第27章 長い夜④



タクシーの中、祐樹達が居るスタジオ近くまで来たのが分かると、ほなみは胸にスマホを抱き締めた。

半ば衝動的にスタジオに行くように運転手に告げてしまったが、スタジオまでの距離が近づくにつれ、胸の動悸が速まる。



――やっぱりまずかったかしら?

西君の迷惑になるのも困るけど、仕事場にまでしゃしゃり出てくる嫁、なんてスタッフに思われてしまったら、メンバーの皆にも悪いわ……



そんな杞憂と、それでも祐樹に会いたいという気持ちで葛藤は続く。

信号待ちをしている間に、スタジオ前で降りるか、それとも止めるか――答えを出そう、とほなみは思った。

ほなみが真剣に赤いライトを睨む様に見詰めていると、スマホが震えた。



「きゃ」



集中していた為驚いて声が出てしまった。怪訝な目を向ける運転手に頭を下げ、メールを読む。


/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ