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新月
第8章 悍ましい
チヨは、
先ほどまで、秘部を擦っていた手をそのままに、身動きが取れなくなった。
(旦那様が、美月様を?
だって、美月様は、旦那様の娘なのに???)
頭は混乱しているが、
トロリと、股が出た官能の余韻がチヨの指を濡らした。
身体の中心が、ジンジンと疼いて、この先の快感を求めている。
(ぁぁ、触りたい。
でも、……でもっ!!)
チヨは、疼く股間から手を抜き、ぎゅっと、両手を胸の前で固めた。
——また、しばらくして、
………スゥ、
……トン……
トストストストス………。
美月の部屋から、誰かが出て行った。