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刺繍のような詩集のような。
第11章 箱入り娘が恋をした
夏の終わり
手帳を拾った箱入り娘
手帳の中の人物に
心揺らされ
恋い焦がれ
壊してみました、心地よい箱
生まれた時から自分を包み
自分を守り
どんどん固く厚みを増した
箱の名前は『孤独という毒』
最初は甘く、蕩けた枠線
知らない内に、有刺鉄線
箱から抜け出た箱入り娘
手帳の人に、恋をして
新たな箱に収まった
終わらない思い
エンドレスループ
窮屈と退屈の反対側に
そっと置かれた『恋』という箱
箱入り娘が恋をした
恋の行方は、ブラックボックス
手帳を拾った箱入り娘
手帳の中の人物に
心揺らされ
恋い焦がれ
壊してみました、心地よい箱
生まれた時から自分を包み
自分を守り
どんどん固く厚みを増した
箱の名前は『孤独という毒』
最初は甘く、蕩けた枠線
知らない内に、有刺鉄線
箱から抜け出た箱入り娘
手帳の人に、恋をして
新たな箱に収まった
終わらない思い
エンドレスループ
窮屈と退屈の反対側に
そっと置かれた『恋』という箱
箱入り娘が恋をした
恋の行方は、ブラックボックス