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叔父姪えっち
第8章 ひとり・ふたり
「俺が全部ミキちゃんなか入ってるみたいや」
「……? 入ってるでしょ?」
「ちんこだけじゃなくて、全身包まれてるみたいに感じんねん」
ふぅん、と返事してぎゅっと抱きつく。
抱かれてるのはわたしなのに、そんな風に感じるんだ。
「変なの」
口ではそう言いながら、本当は嬉しかった。胸が喜びでぎゅっとつまった。


くちゅくちゅと水音。叔父さんは様子を見るようにゆっくり腰を振る。
抱きしめる体がだんだん熱くなっていくのがわかる。
叔父さんもイキそうなんだ。

叔父さんの動きに合わせてわたしの中もまただんだん締まっていく。
「っああ」
「んぁんっ」
きもちいいところに当たって二人同時に声を上げる。
繋がってるんだ、と感じられる。
幸福感が胸を満たす。ずっとこのままでいたいくらい。

「叔父さん……」
気持ちを込めて叔父さんの背中を撫でる。
「美妃……」

叔父さんがわたしの名前を呼んだ。
いつものちゃん付けじゃなく。
声の響きでいつもの「ミキ」じゃなくて「美妃」と呼んでくれたんだとわかった。
叔父さんがつけてくれた、名前。
今はわたしと叔父さんしか知らない秘密の名前で。

じぃんと体の奥が熱くなる。
ぎゅっと抱きつくけれど、そんなんじゃ全然足りなかった。
叔父さん、叔父さん、叔父さん。
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