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刻まれた性
第5章 もうひとりの私…

「おつかれさまでしたぁ〜」
これでやっと、もうすぐひとりになれる。
仕事終わりは、いつもそんな気分になる。
早くひとりになりたい。
楽屋で着替えをしながら、
仲の良いメンバー同士できゃっきゃと騒ぐ…
なんて、バカバカしくてやってられない。
みんな仲間!ではなくライバルだ。
それに、
いつも全力でアイドルを演じている私には、
ステージを降りてから、
はしゃぎ続けるようなエネルギーは残っていない。
仕事が終わったら早くスイッチを切りたい。
でも、
そんな姿は誰にも見せられないし。
だから、
少しでも早く楽屋を出て、
マネージヤーの運転する車に乗り込みたくなる。
これでやっと、もうすぐひとりになれる。
仕事終わりは、いつもそんな気分になる。
早くひとりになりたい。
楽屋で着替えをしながら、
仲の良いメンバー同士できゃっきゃと騒ぐ…
なんて、バカバカしくてやってられない。
みんな仲間!ではなくライバルだ。
それに、
いつも全力でアイドルを演じている私には、
ステージを降りてから、
はしゃぎ続けるようなエネルギーは残っていない。
仕事が終わったら早くスイッチを切りたい。
でも、
そんな姿は誰にも見せられないし。
だから、
少しでも早く楽屋を出て、
マネージヤーの運転する車に乗り込みたくなる。

