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第1章 終わりと始まり

わたしと達哉は大学生になったばかり。

達哉はバイクの免許を取って
登下校、デート、暇潰しにと
バイクを乗り回していた。

達哉の背中は温かくて……。


どうしてわたしが後ろにいないときに
事故にあってしまったんだろう…。

ねえ、達哉…。

達哉が死んじゃうなら
わたしも達哉と一緒に死にたかったよ…

…置いてかないでよ……。