この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君と恋をもう一度
第2章 遊戯

あれから、5日くらい経ったかなあ
あの日の夜は下半身がジンジンと痛かった
それが私に今日あったことは現実だと実感させてくれた
もちろん後悔なんてしてない
むしろ嬉しい
もうちょっとムードのある初体験が良かったなあ、とは思うけど
今日も朝起きて携帯の通知を確認する
何件か連絡は来てたけど、建からの連絡ない…
時間が経つに連れて、あの日限りのことだったのかな、なんて不安に駆られる
建はかなり不規則に登校するらしいので、会いたくても中々会えない
そろそろ連絡入れてみようかなぁ…と
授業中に携帯を弄っていたその時だった
ピコンッ
建「昼休み屋上来れるー?」
「ふえっ!」
私の素っ頓狂な声が教室中にに響いた

