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第2章 夏休みの自由研究

液晶画面には『進む』と記されたボタンのような物も表示されている。

良平はそのボタンにタッチした。
すると、液晶画面の表示が切り替わった。

『この自由研究は、男女がペアで行います』
液晶画面には、このように表示されている。

「良平くんと私がいるから、ちょうど良いよね。　ラッキーだね」
早苗が声を弾ませる。

「そうだね･･･」
早苗のペースに引っ張られる良平だ。

画面には『進む』のボタンが表示され続けている。

こんどは早苗がそのボタンを押した。

『せっかくの夏休みです。　女性は水着に着替えてください』
画面にはこのように表示された。