この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
8月の月
第8章 温もり
隣に居るのが当たり前になった頃、
ベッドで腕枕をされて、
あなたと天井を見ながらのお喋りは、
心地良かった。
裸のまま毛布に包まれて、
この一時に癒されながら、
明日も明後日も明々後日も、
あなたに恋して過ごすと、
疑いもしなかった。
あなたの声が好きだった。
私の分からない事を、
分かりやすく説明して、
納得出来る答えを一緒に探してくれた。
愛しい……
あなたの温もりが私を上手に支配する。
がんじ絡めではなく、
押し付けがましくもなく、
心地よい温度の中で、
私は幸せな息を吐く。
この瞬間(とき)が永遠ならばと……
私はあなたに内緒で願っていた。
ベッドで腕枕をされて、
あなたと天井を見ながらのお喋りは、
心地良かった。
裸のまま毛布に包まれて、
この一時に癒されながら、
明日も明後日も明々後日も、
あなたに恋して過ごすと、
疑いもしなかった。
あなたの声が好きだった。
私の分からない事を、
分かりやすく説明して、
納得出来る答えを一緒に探してくれた。
愛しい……
あなたの温もりが私を上手に支配する。
がんじ絡めではなく、
押し付けがましくもなく、
心地よい温度の中で、
私は幸せな息を吐く。
この瞬間(とき)が永遠ならばと……
私はあなたに内緒で願っていた。