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8月の月
第3章 果てしなく好き
心が見えてしまったら怖いね。
見えなくても、
あなたは安心だったでしょ?
それくらい、
私は真っ正直な心を向けたから。
今でもね、
あなたと出会った日を思い出す。
昨日までの日常を、
あなたの一言が大きく変えた。
「なんだろう?
君に惹かれた」
疑問符を投げつけられたはずなのに、
あなたと恋に落ちる加速までつけられた。
「なんだろう?
昨日までただの友達だったのに、
あなたが男に見える」
「君のそういうとこが好きみたい。
いつも予想外な答えを出すとこ」
「好き?」
「好き。
かなり好き」
恋が始まるには、
十分過ぎるほどのシチュエーションだった。
『世界で今、
私が一番幸せ!』
と胸を張って言いたかったくらいよ。
見えなくても、
あなたは安心だったでしょ?
それくらい、
私は真っ正直な心を向けたから。
今でもね、
あなたと出会った日を思い出す。
昨日までの日常を、
あなたの一言が大きく変えた。
「なんだろう?
君に惹かれた」
疑問符を投げつけられたはずなのに、
あなたと恋に落ちる加速までつけられた。
「なんだろう?
昨日までただの友達だったのに、
あなたが男に見える」
「君のそういうとこが好きみたい。
いつも予想外な答えを出すとこ」
「好き?」
「好き。
かなり好き」
恋が始まるには、
十分過ぎるほどのシチュエーションだった。
『世界で今、
私が一番幸せ!』
と胸を張って言いたかったくらいよ。