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8月の月
第4章 語るあなた
私があなたを好きになったのは、
あなたが好きな事を教えてくれたから。

あなたは本が好きで、
沢山の言葉を知っていた。

捲る楽しみ。
好きな本を本棚に並べる事。
電子書籍にはない、
楽しみがある事。

この世に本は必要。
存在が好き。

時に面白くない本に巡り会い、
投げつけたくなってしまう事。

あなたが本を読む姿が好きだった。
私も本が好きになった。

あなたは私の好きな作家をちっとも褒めない。
少し、嫉妬するところが可愛かった。


バカね、
尊敬はあなたにもしてる。


手に届くあなたが好きよ。
同じ空間に居て、
特別な事をしてなくても、
あなたが居るということに意味を感じた。


それくらい
好き。
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