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蒼い月の下で
第1章 蒼の旋律



「それでも、オレはやるしかないんだろう。そうだろう?エテルネルーー……」


儚さを含んだ言葉は虚しく古城に響き渡る。レインは窓から離れ、独り闇の中へと消えてゆく。


その刹那、歌が聞こえたような気がした。


気のせいだろうが。


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