この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第5章  シャンプーとアイスクリーム.


あ…そう言えば…


「葵くん…」


アタシの声に言い合っていたふたりが静かになって振り向く


「…アタシに何か用事があったんじゃなくて…?」


葵くんが部屋の前で待っていたコトを思い出して彼に尋ねる


「あっ、そうそう…シャンプー」


シャンプー!?


「ナギに、ちーちゃんのシャンプー頼まれたの」


「渚くんに!?」


脳裏に渚くんのとの一連のやり取りが思い浮かぶ


「だからちーちゃんの髪質とか、よく見たくて…」


よく変わらずに首を傾げると、聖くんが捕捉してくれる


「あぁ…葵くん、美容師なの。だから、いっぱいワガママ言って色々やってもらいなよ♪ チャラいけど、腕は確かだから」

「っお前は一言余計なの」

「…事実を述べたまでなんだけど」

「あのねー…」

再びにぎやかになるふたり


そうなんだ…

だから渚くん…葵くんに頼んでくれたんだ

何にも言ってなかったのに………調子狂うな



「あっ、でも髪はさっきもう見たから大丈夫」

「ぇ、さっきって…」


あぁ…今、か………


納得したけど、顔が赤くなる


「明日の夜には用意してあげるね」

「ん…ありがとう」


葵くんにそう告げると、彼の笑顔は優しい笑顔に戻っていた



/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ