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ネムリヒメ.
第6章 ホットミルク.
それって……
昨夜の彼らとの一連のやり取りを思い返す
「っあ…!!」
アタシが答えにたどり着く頃には、カラダを起こした渚くんに馬乗りにされていた
切れ長の目から放たれる鋭い視線で彼に見下ろされる
アタシは絡み合った視線を反らし、首筋を手で覆った
しかし、渚くんはその手を抑えベッドに縫いつけると、アタシに覆い被さって首筋を舐めあげた
「んあぁ…」
ビクンとカラダがはねあがる
「千隼……言えよ…」
紅く染まったその跡の周りを彼の熱い舌が愛撫する
「んんっ…はぁっ」
がっちり手を抑えられて身悶えても逃げられない
そして彼の舌に弱い耳を犯される
「やっ…耳はやだっ…ひゃ…」
くちゃくちゃと音をたてられて顔が上気する
「誰……」
濡れた耳元に渚くんの吐息がかかって、背中がしなる
敏感な耳元をこれでもかと責められてもうおかしくなりそうだった