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第6章 　ホットミルク.

「腰…揺れてるけど…」

「んっ、はあっ…」

「朝からひどっ」

「っぁ…言わな…っで」


甘い甘い媚薬のような彼の声が耳を犯し、アタシを追いつめる


「んんっ…ぁぁっ!! も…ゃだ…」


ビクンと腰がはねあがる


「嫌なら止めるよ…」

「ゃぁっ」


アタシはシーツを握りしめながら、長い髪を乱して首を振る


「ひゃっあ!!」


ぷっくりと大きくなった敏感な突起を擦られながら、指を一本だけ沈められる


「ぁっ…ぁぁっ…ん」


増幅した快感…


けれど、なにか物足りなさと歯がゆさにカラダが彼の指を求めて必死に締め付ける


「っそこ…やだぁ!!」


彼の指がアタシの良いところを捉え、目の前がチカチカしてカラダがこわばった


「そう…」


彼はわざとらしく涼しそうな声でアタシを捲し立てる


「ぁっ…ぁぁっ」

「…このままイカせてやってもいいけど…」


「んあぁっ!!」


揺れる腰にツーっと舌を這わせながら彼が囁く


「欲しいならちゃんと言えよ…」


「っ…ん」


彼の言葉に恥じらってる余裕なんてなかった


渚くんの与える快楽にとっくに理性なんて壊されて、熱いカラダが素直に彼を求める


「おねが…もぅ…苦しっ…」


「…なに?」


「欲しい…の……」


「…どこに?」


瞳から雫がこぼれ落ちる


「……っ、なか…に…っあ、やああぁっ!!!」



しかし、言葉をすべて紡ぎ終わる前にアタシのナカが彼の熱でいっぱいになった


不意に後ろから一気に奥まで貫かれてアタシは甘い悲鳴をあげてのぼりつめる